画面の向こう側にしか存在しない仕事があります。API のない仕入先カタログ。埋めるしかない入力フォーム。すでにログイン済みなのにエクスポートを用意していないダッシュボード。タブを 9 枚開いて全部読まないと終わらない比較作業。
クラウドブラウザ は、まさにそういう仕事のために Okou へ本物のブラウザウィンドウを渡す機能です。すべてのプランで使えます。
何に使うか
- 比較して集める。 複数のページから価格・仕様・在庫といった情報を 1 つの表にまとめます。検索結果だけでは足りないときに向いています。
- API のないサイト。 ポータル、社内ツール、行政サイト、仕入先サイトなど、そもそも自動化を想定していない場所。
- 入力する仕事。 Web フォーム、申請、複数ステップの手続き。
- ログイン状態での作業。 ブラウザウィンドウで一度サインインしておけば、Okou はそのセッションの中で作業を続けられます。
見守る、そして代わる
このブラウザはブラックボックスではありません。Okou が何をしているか見たいとき、方向を直したいとき、自分でキーボードを握りたいときは、いつでも開いてください。Okou に任せたくないページへのサインイン、CAPTCHA の通過、間違えた道の修正などを自分で片づけてから操作を返せば、Run はそのまま続きます。
ブラウザは、アーティファクトやメールの下書き、オートメーションと同じサイドパネルで開きます。会話を置き換えるのではなく、会話の隣に並ぶ形です。
ブラウザは会話に属する
ブラウザへのアクセス範囲は、有効にしたチャットの中だけです。新しいチャットは最初からクラウドブラウザが使える状態で始まり、チャットごとにオフにしたり、代わりに接続済みのコンピュータへ作業を向けたりできます。こうして、そのタスクの閲覧内容とメッセージと結果が 1 か所にまとまります。
セッションは 1 回の Run より長く生き残ります。同じチャットで続けて頼めば、前の Run が残したところからウィンドウを引き継げます。サインイン済みの状態も含めてです。
コンピュータ操作: クラウドブラウザではなく自分のデスクトップを使う
クラウドブラウザは Okou 側のマシンで動きます。もう一つの選択肢が コンピュータ操作 です。自分のデスクトップを接続し、その上のアプリケーションをエージェントに操作させます。ネイティブアプリ、VPN 経由でしか入れないシステム、そもそもブラウザでは動かないソフトウェアが絡む仕事には、こちらが適しています。
どちらもすべてのプランで使えます。チャットごとに選んでください。公開 Web 上の仕事ならクラウドブラウザ、自分の マシン上の仕事なら接続したコンピュータです。
実務上の注意
- API より遅い。 同じ仕事を Connectors や Managed web services でまかなえるなら、そちらのほうが速く、安く、確実です。ブラウザはそれらで届かないときの手段です。
- ページの内容は信用しない。 Okou がページで読み取った内容は素材であって、指示ではありません。悪意のあるページが Run の向きを変えることはできません。
- 最初の 1 回は見ておく。 オートメーションと同じで、知らないサイトでの初回の Run は、スケジュールに載せる前に最後まで見届ける価値があります。
- サインインはあなたのもの。 ブラウザウィンドウの中でサインインしたら、そのセッションは画面共有と同じように扱ってください。目の前の作業には問題ありませんが、終わったらサインアウトしておくのが安全です。
次に読むもの
- 検索とスクレイピングについては Managed web services を参照してください。たいていの調査はブラウザなしで片づきます。
- API を使う経路については Connectors を参照してください。
- うまくいったブラウザ手順を残すには Workflows を参照してください。

