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エージェント

チームメイト型のAIワーカー — 名前、役割、ワークフロー、コネクタ、人格。

最終更新日: 2026年9月17日 · 1 min read

エージェント は、あなたのワークスペースに住む「同僚のかたちをした AI」です。名前があり、役割があり、人格があり、得意なワークフローの組があり、到達できるコネクタの組があります。同僚に話しかけるのと同じように話しかけられます。

Okou は Okou に最初から付いてくる既定のエージェントです。その場その場の依頼、下書き、ブリーフィング、日々の仕事の大半を引き受けるゼネラリストです。多くのワークスペースは Okou ひとりから始まります。使い込むにつれて、特定の職務に合わせたエージェントを増やしていけます。

巨大なアシスタントひとつではなく、エージェントにする理由

「何でもやる」アシスタントがひとつだけだと、動きを見通せません。何を知っているのか、何に触れるのか、次の依頼でどう振る舞うのかが分かりません。エージェントは 形の安定した専門家 であることで、これを解決します。

  • 明確な職務。 各エージェントには名前と、何のためのものかを表す 1 行の説明があります。「Lisa は顧客への返信を書いて送る。」 「Tim は週次の競合スキャンを担当する。」
  • 絞り込まれたワークフロー。 エージェントは自分の職務に関係するワークフローだけを読み込むので、振る舞いが予測できます。経理担当のエージェントが突然コードを書き始めることはありません。
  • 自分専用のコネクタ。 各エージェントは自分の権限を持ちます。財務エージェントは Stripe に触れても、マーケティングエージェントは触れません。
  • 人格。 トーン、語り口、既定値はエージェントに一度設定すれば、そのエージェントのすべての仕事に適用されます。

エージェントとのやりとり

「エージェントに話しかける」形はチャネルによって変わります。

  • Web チャット — サイドバーからエージェントを選びます。エージェントごとにチャット履歴があります。
  • Slack — Okou を @ メンションします。Slack は Okou にのみルーティングします。別のエージェントに渡したい場合は、Okou の返信内のコントロールからエージェントを切り替え、同じスレッドで続けてください。
  • Automations — どのオートメーションにも実行するエージェントが指定されているので、適切なタイミングで適切なエージェントが担当します。

エージェントを選ばなければ、Okou が依頼を引き受けます。

エージェントは互いに独立している

各エージェントは単独で動きます。同じワークスペースのエージェントは一覧で互いを見られます(名前、職務、稼働状況)が、記憶を共有することはなく、Run の途中で互いを呼び出すこともできません。どのチャットもちょうどひとつのエージェントに属し、そのエージェントが最初から最後まで仕事をこなします。

境界を越えるものが 2 つだけあり、どちらもあなたが起点です。

  • 別のスレッドを参照する。 入力欄で @ と打つと、どのエージェントのものであれ過去のチャットスレッドを、いまの会話にコンテキストとして引き込めます。いまのエージェントは、あなたが渡したものを読むだけです。別のエージェントのコネクタや権限を引き継ぐわけではありません。
  • 終わった Run につなげる。 chat run finishedAutomation は、あなたのスレッドを 1 つ見張り、そこで Run が完了したときにワークフローを開始できます。ステータスや最終応答の内容で絞り込むこともできます。これはあなたが設定するトリガーであって、エージェントが別のエージェントを呼ぶ判断をしているわけではありません。

これは意図的な設計です。

  • 振る舞いが予測できる。 Lisa とのチャットは Lisa とのチャットのままです。誰の語り口、どのワークフロー、どの権限が働いているかが常に分かります。
  • 権限が予測できる。 財務エージェントに与えたコネクタが、マーケティングエージェントに漏れることはありません。「Lisa が Tim に頼み、Tim が Okou に頼む」という連鎖で影響範囲が静かに広がることもありません。
  • コストが予測できる。 すべてのクレジットは、そのチャットを実行したエージェントに紐づきます。エージェント間の隠れたやりとりはありません。

複数の種類の仕事にまたがる場合は、人、オートメーション、あるいは同じエージェントが別のワークフローを読み込む形で組み立てます。エージェント同士を呼び合わせるのではありません。

エージェントを作る

ワークスペースの Agents ページを開き、New agent をクリックします。名前を付けたうえで Visibility を設定します。Public(このワークスペースの誰でも使える)か Private(自分だけが見えて使える)です。アバターも同じダイアログで設定できます。

Free を含むすべてのプランで、組織で共有するエージェントは最大 7 個プライベートなエージェントは無制限 です。つまり上限がかかるのは、ワークスペース全体に公開するものだけです。

新しいエージェントを作成するモーダル。名前と可視性の設定

エージェントができたら、そのプロフィールを開いて残りを埋めます。説明、語り口、指示、そして触れてよいコネクタです。

エージェントの Profile タブ。名前、説明、トーンの設定

  • 説明。 このエージェントが何を助けるかを 1 文で。明確なほどエージェントの振る舞いは良くなり、チームメイトも正しいエージェントを選びやすくなります。
  • 話し方。 トーンのプリセット(Professional、Friendly、Direct、Supportive)を選ぶか、Instructions タブで上書きします。
  • 指示。 既定の言語、既定の返信の長さ、人格の細かな癖は Instructions タブに置きます。
  • コネクタ。 このエージェントに必要なツールへのアクセスを Authorization タブから許可します。既定は読み取り専用です。

多くのチームは最初の 2 週間ほどでこれらの設定を調整します。実際の動きを見ながら説明を練り直していくと、エージェントの振る舞いは締まっていきます。

エージェントとワークフロー

ワークフローは再利用できるもの、エージェントはそれを実行する主体です。同じワークフロー(たとえば weekly-metrics)を 2 つの異なるエージェントに割り当てると、結果は違ってきます。エージェントごとにトーン、既定値、コネクタ権限が異なるからです。

よくある組み合わせ方です。

  • ゼネラリスト(Okou)は広いワークフローのカタログを読み込み、状況に応じて選びます。
  • スペシャリスト(Lisa、Tim)は狭い組を読み込み、一貫して適用します。

手順の書き方とエージェント間での共有については Workflows を参照してください。

エージェントと権限

各エージェントは固有の 権限 を持ちます。ワークスペースのレベルで接続されたコネクタが、自動的にすべてのエージェントから使えるわけではありません。どのエージェントが使えるかは、エージェントの Authorization タブで選びます。つまり、

  • 経験の浅いエージェントが本番システムに誤って触れることはありません。
  • 顧客対応のエージェントは Slack の #cs-replies には投稿できても、#exec-strategy には投稿できません。
  • 財務エージェントは Stripe を読めますが、書き込み権限を与えられるのは CFO だけ、といった設定ができます。

エージェントが権限の外のことをしようとすると、その操作は拒否され、ログに残ります。

次に読むもの

  • 繰り返しの仕事のために専門エージェントを立ち上げる。構成要素は Workflows
  • Automation の後ろにエージェントを置いて、頼まなくても動くようにする。
  • 各エージェントが何に触れられるかの細かな制御は Permissions